2015年07月05日

観光と農業

7月に入りました。今年も早や後半戦。
気まぐれな更新にもお読みいただき、いつもありがとうございます。
アクセスは以前から全然多くないのですが、想像つかないような意外な方、
一度お会いしたいなあと思っていた方なんかが逆に読んで下さっていたり
お野菜のご注文を頂いたり、とても嬉しく思います。ありがとうございます。

ここ数日の土砂降りや嵐で畑のほうはだいぶダメージを受けておりますが
対処しがたいものには逆に諦めがつくといいますか、まあしょうがないですね。


さて最近の円安で外国人観光客が増えたと話題です。
一時の900万人から1300万人に急増したと騒いでいますが、
これでも世界の国で26位だそうです。

年2回、定期的に聞きに行っているぐっちーさんのセミナーでは、
900万人だったころから「これは少なすぎる」と指摘をされておりまして、
世界一位のフランスでは8000万人以上、タイやロシアなんかでも2000万人以上のお客様がいる中、
これほど観光資源に恵まれた日本がこの数字というのは怠慢だし、もったいないと。

市場が飽和してきて、世界中で低成長時代に入ってきています。
そのなかで観光業というのは製造業と違って陳腐化しにくいし、日本の場合は独自性が強く差別化しやすい。
なんと言っても治安の良さが強みです。
観光産業は老人でも若者でも比較的就業しやすく、さほど特殊技能も必要ない(ただし語学力が重要)。
今日読んだ記事によれば先進国平均でGDPの9%は観光で稼ぎ出しているなか、日本はわずか2%と。
一大産業に育つ余力が充分あることになります。


私が畑をお借りしている君津市の上湯江という地域でも、単なる農産販売ではなく、
収穫体験というコンテンツ型の農業に舵を切ろうとしています。
農業がコメや野菜の製造業である限り、生産性の急激な向上が価格の下落に直結します。
単価安を量産でカバーしようとする農家が驚くほど多いので、更なる価格の下落を招く悪循環。

上湯江は良い畑地帯なのですが、生産性で勝負するには面積が小さすぎる(約30ha)ため
立地を活かして観光のほうに進むのは良い選択だと思います。
すでにイチゴ摘み取りで成功している農家さんや、小糸在来オーナー制の成功実績もあります。

2010年ごろ行ったときのオーナー制の様子(妹の一家)
CIMG4812.JPG

将来的には外国人観光客も是非来て欲しいので、いまさら語学を勉強中。
英語がとにかく苦手だったので、子供と一緒にベネッセのworld wide kidsという教材で
一からお勉強しています。アラフォーからの英語(笑)
10年も英語の勉強したはずだったのに、何やってたんでしょうね。
子供には絶対に同じ思いをさせたくありませんので、親子で必死で見ています。

Podcastで無料のヒアリング素材もごろごろありますし、
iTune Uだとスタンフォードの授業とかも無料で見れますよ。本当にすごい時代ですね。

遠すぎる目標の前に、まずは今年の小糸在来、その前に明日の消防訓練。
今年は特に梅雨明けが待ち遠しいです。
posted by 宮本農業 at 00:11| Comment(0) | 日記