SNSですっかりブログの存在を忘れてしまいますが、たまに落ち着いて書きたくなる日があります。
毎年そうなのですが種まき前には独特の高揚感があります。
きっと田植え前の稲作農家もこんな感じなのでしょうね。
都議選では与党大敗だそうです。
地方から見ていると、熱狂なき大勝といいますか、現知事への期待が高そうには思えないのですが、
みんな豊洲にも五輪にももうお腹いっぱい、
でも当初の保育園への即時対応だけは、ズバリニーズに合っていました。
組織票はやっぱり公明党。
トドメに自民の驕りでの自滅。
こんなところでしょうか。
こんな空気感も、1年経たない間にみなさんケロリと忘れているはずですが、
改憲ムードも一気に消沈した気がします。
農業のこと、まして地方に居ますと政治と行政が本当に身近です。
地域と未来を自分たちで作ったり、選び取らねばならない責任みたいなのを勝手に感じています。
地域でのいろんな摩擦の中で、地方創生に尽力されている方々のお話はとても心に響くのですが
完全無欠の『こうあるべき論』だけでは、実際には変わっていかないので悩みます。
有機農業はほぼ完全にやめてしまいました。
これからオーガニックの時代だと何十年も言われていますが、まだ来ていない感じです。
成功している有機農業家さんはいますが、慣行栽培と同じかそれ以上の効率化や販売努力をされています。
無農薬が付加価値になっている感じが全くしないです。
でもオーガニックな作り方が美味しいのは間違いない。慣行栽培農家も誰しも認めます。
そして美味しければ売れる・儲かるというわけでもない。
うまいものもいくらでもあります。競争です。
地域でのいろんなおつとめを経まして、お陰様で今年はだいぶ仕事がしやすい環境ができました。
仕事上の人間関係のストレスがこれほど無いのははじめてです。有難いです。
単なるこだわりとも量産とも違う、自分なりの品質とスタイルを作っていきたいです。