2014年02月23日

雪の被害について

何人かの方から雪の害についてお問い合わせを頂きました。
もう大方融けてしまった頃合いではありますが、ご報告させて頂きます。
ご心配頂き、ありがたいことです-人-

■ビニールハウス
育苗用の小さめハウスが一棟ありますが無事でした。
ただし何回か必死の雪下ろしをしたために腰を傷めました。
傷めたまま無理に仕事していたら、急に悪化して昨日は起き上がれなくなりました。
今日医者にかかってだいぶ回復しましたが、これが一番の被害でしょうか。

■トンネル
春取りニンジンのトンネルが潰されて支柱が曲がりました。
完全に折れてしまったのは20本程度で済みました(9000円也)が、
一度解体して支柱を取替え、ビニールの貼りなおし。補修の手間でまる一日はかかりそうです。
ただ、トンネルの下で発芽していたニンジンにいまのところダメージはなさそうです。


種市でご一緒しています、相模湖のすどう農園さんでは、ハウスが何棟も潰されたそうです。
その甚大な被害の様子を聞いて、とある方がいろいろと調べてこちらにもご連絡下さいました。
国による補償は無いのか、共済ではカバーできないのか、等。

結論から言えばよほど甚大でないと国は動きません。
ただ今回は相当な規模なので可能性もありそうですが。

作物の共済に入っている例も聞いたことがありません。
北海道の大規模農家とかなら入ってるかもしれませんね。
私のように少量多品種でひとつひとつ保険となると、手続きからして非現実的です。


去年の水害なんかでもそうなのですが、最近は年に1〜2回ぐらいこういうことが発生しており
「異常気象」も連続してくると、これを「平常」として対応するしかないでしょう。

今朝あたりのニュースだと「関東3県の被害額400億円」とのこと。
山梨・長野の分は含まれておらず、更に膨らむ可能性もありそうです。
農水相は「これを機に辞めようと思わないで下さい」とコメントしていました。


400億から、ちょっと数字的なところを思い出したのですが
日本中の農家の生産額を全て合計しても、パナソニック一社の売上に届かないそうです。
内閣府資料によれば、GDPのうち一次産業は1%強しかなく、そこに人口の4%が就業しているとのこと。
乱暴に言えば、一次産業は平均の4分の1しか儲からないということになります。
その人たちに600億とかの損害が行くわけですから、これは確かに辞める人が続出しそうです。


ビニールハウスの補修のオーダーも殺到しているようですが、
増税前の駆け込み需要で鉄が無くてパイプも作れないそうです。
建築同様に人手も全く足りないとのこと。

最終的には慢性的に農産物価格が上昇して、さらに野菜離れが進むのではないか懸念されます。
posted by 宮本農業 at 01:22| Comment(0) | 畑のこと
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